ブレインスイート(BrainSuite)とは
ブレインスイート(BrainSuite)は、頭部MRI検査とAI(人工知能)解析を組み合わせ、認知症の早期予防を目的とした脳検査サービスです。
東北大学加齢医学研究所(瀧靖之教授ら)の研究成果をもとに、株式会社CogSmartが提供しています。一般的な脳ドックが「すでに起きている病変を見つける検査」であるのに対し、ブレインスイートは脳の健康状態を数値化し、将来のリスクを把握して予防につなげることを重視している点が特徴です。
ブレインスイートの主な特徴
海馬の体積をAIで解析
記憶に深く関わる脳の部位「海馬」をAIが解析します。海馬は認知症の初期段階から萎縮が始まるとされており、運動や知的活動などの生活習慣によって、機能や体積の維持・改善が期待されている部位でもあります。
同世代との比較ができる
自分の海馬の大きさが、同性・同年代の平均と比べてどの位置にあるかを分かりやすく可視化します。
若い世代からのチェックに対応
海馬の変化は20〜30代から始まる可能性があるとされており、高齢者に限らず、30代以降の予防目的での受診にも活用されています。
検査後のアフターフォロー
検査結果をもとに、専用アプリ(MyBrainなど)を通じて脳の健康維持を意識した生活習慣のアドバイスを受けることができます。
検査の流れ
1頭部MRI撮影
提携医療機関で一般的な臨床用MRI(1.5T・3T)を用いて撮影
※撮影時間は約10〜15分程度
2AIによる解析
撮影データをクラウド上でAIが解析
3結果レポートの提供
海馬体積や海馬占有率などをまとめたレポートが提供されます
費用と受診方法
- 費用の目安
検査単独で 11,000円〜25,000円前後(税込)
よくあるご質問(FAQ)
ブレインスイートで認知症と診断されますか?
いいえ。ブレインスイートは認知症を診断する検査ではありません。頭部MRI画像をもとに、海馬の体積などを解析し、現在の脳の健康状態や将来的なリスクを把握するための検査です。
痛みや被ばくはありますか?
痛みや被ばくはありません。MRI検査は放射線を使用しないため、身体への負担が少ない検査です。検査中は大きな音がしますが、撮影自体は横になっているだけで完了します。
何歳くらいから受けるのがおすすめですか?
明確な年齢制限はありませんが、30代以降の予防目的での受診が多くなっています。海馬の変化は若い年代から始まる可能性があるため、症状が出る前のチェックとして活用されています。
検査結果が平均より低かった場合はどうすればいいですか?
検査結果がすぐに病気を意味するわけではありません。結果に応じて、運動・睡眠・食事・認知活動など、脳の健康維持を意識した生活習慣のアドバイスを受けることができます。必要に応じて、医師に相談することも可能です。
脳ドックやVSRADとの併用はできますか?
はい、可能です。ブレインスイートは脳ドックのオプション検査として導入されている医療機関も多く、診断目的の検査(脳ドック・VSRAD)と、予防・健康管理目的の検査として併用されるケースもあります。